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経理の標準化と業務の切り分け

  • 会計
  • アウトソーシング

2021年08月16日

業務の効率化というキーワードは言われて久しいと思いますが、経理業務もその例外ではありません。コロナ禍前にも増して、多くの企業で経理業務の標準化・合理化が課題としてあがっていますが、企業の置かれている環境も影響しているといえます。

本題では経理の標準化と業務の切り分けについて解説していきます。

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経理業務の標準化はなぜ必要なのか -コアとノンコアに分類-

改革が必要な時代の真っただ中にいる

業務の効率化というキーワードは言われて久しいと思いますが、経理業務もその例外ではありません。

コロナ禍前にも増して、多くの企業で経理業務の標準化・合理化が課題としてあがっていますが、企業の置かれている環境も影響しているといえます。

主な外部要因

  • 少子高齢化による労働力人口の減少に伴い、人材の採用が容易でなくなっており、経理部門の人材を確保することが難しくなってきている
  • 事業の生き残りをかけて、限られた人材をコア事業に振り向けたいと考える経営者が多く、経理部門に人を厚く配置することが難しくなっている

さらに、企業の内部の次のような事情も標準化・合理化が渇望される大きな要因になっています。

主な内部要因

  • 経理業務を昔から特定の人にしか頼んでおらず、中身がブラックボックス化してしまっている
  • 経理の早期化したいけど、なかなか実現出来ない
  • 後継者へバトンタッチする時期を迎えており、若い経営者が新しい取り組みをしたいけど、経理のメンバーが思うように動いてくれない

人口減少により、人材の確保が難しい中、企業は生き残りをかけて成長もしていかなければなりません。内需が減る中では、外需にも頼らなければなりません。時代が移り変わり内需だけでは経済を維持できず、国際的な競争の中で戦う必要がある現代においては、経理部門も改革をはからなければならないのです。

コア事業とノンコア事業への区分から始めてみましょう

経理業務の標準化や効率化を考えるにあたって、まず取り組むべきことは、経理業務の分類です。

企業が経営戦略を練るときに、会社にとって重要で他社に任せることはしない業務と、それほど重要でなく他社に任せても良い業務に区分けすることをします。

前者を「コア業務」、後者を「ノンコア業務」と言います。

そして、コア事業を強化することで企業の競争力向上をはかっていくのです。

この手法を経理の標準化・合理化のための戦略にも応用するのです。

経理業務も同じように「コア業務」と「ノンコア業務」に分けることが出来ます。

例えば、経理業務の「コア業務」とは、予算や利益計画策定、管理会計制度の設計、投資戦略、ファイナンス戦略などがあげられます。これらの業務は、競争力の源泉となる業務であり、経理部門のメンバーの資源を投入すべき業務と言えましょう。

次に「ノンコア業務」にはどのような業務があるでしょう。

伝票起票や決算書の作成といった業務は、一定の難易度はありますが、誰が行っても基本的に答えは変わらないものです。また、過去の結果のとりまとめるという意味で、将来を設計する業務よりも簡単であり、「ノンコア業務」といえます。

他にも、請求書の発行や経費精算の処理業務といった業務も、日常的に生じる業務でどの会社でも同様な内容で生じるものといえ、「ノンコア業務」といえるでしょう。

次に、判断を伴う業務かどうかという視点で経理業務を分けてみましょう。

判断を伴わない業務は、「定型業務」、逆に判断を伴う業務は「非定型業務」といえます。

「定型業務」は、判断を伴わない業務なので、誰でも出来るようにすることで効率化をはかることが出来るのです。

経理業務を、コアかノンコアかという切り口でまず区分して、その上で、定型か非定型かで区分して、マトリックスを組んでみます。

4つのマス目は、それぞれ次のように区分されます。

  1. 「定型業務」で「ノンコア業務」
  2. 「定型業務」で「コア業務」
  3. 「非定型業務」で「ノンコア業務」
  4. 「非定型業務」で「コア業務」

4つに区分された領域のうち標準化が難しいのは④の「非定型業務」で「コア業務」です。それ以外の①②③の領域については、標準化が可能なので、標準化の検討が可能な領域と言えます。

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運営会社:CSアカウンティング株式会社
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経理業務の標準化はなぜ必要なのか -コアとノンコアに分類-

改革が必要な時代の真っただ中にいる

業務の効率化というキーワードは言われて久しいと思いますが、経理業務もその例外ではありません。

コロナ禍前にも増して、多くの企業で経理業務の標準化・合理化が課題としてあがっていますが、企業の置かれている環境も影響しているといえます。

主な外部要因

  • 少子高齢化による労働力人口の減少に伴い、人材の採用が容易でなくなっており、経理部門の人材を確保することが難しくなってきている
  • 事業の生き残りをかけて、限られた人材をコア事業に振り向けたいと考える経営者が多く、経理部門に人を厚く配置することが難しくなっている

さらに、企業の内部の次のような事情も標準化・合理化が渇望される大きな要因になっています。

主な内部要因

  • 経理業務を昔から特定の人にしか頼んでおらず、中身がブラックボックス化してしまっている
  • 経理の早期化したいけど、なかなか実現出来ない
  • 後継者へバトンタッチする時期を迎えており、若い経営者が新しい取り組みをしたいけど、経理のメンバーが思うように動いてくれない

人口減少により、人材の確保が難しい中、企業は生き残りをかけて成長もしていかなければなりません。内需が減る中では、外需にも頼らなければなりません。時代が移り変わり内需だけでは経済を維持できず、国際的な競争の中で戦う必要がある現代においては、経理部門も改革をはからなければならないのです。

コア事業とノンコア事業への区分から始めてみましょう

経理業務の標準化や効率化を考えるにあたって、まず取り組むべきことは、経理業務の分類です。

企業が経営戦略を練るときに、会社にとって重要で他社に任せることはしない業務と、それほど重要でなく他社に任せても良い業務に区分けすることをします。

前者を「コア業務」、後者を「ノンコア業務」と言います。

そして、コア事業を強化することで企業の競争力向上をはかっていくのです。

この手法を経理の標準化・合理化のための戦略にも応用するのです。

経理業務も同じように「コア業務」と「ノンコア業務」に分けることが出来ます。

例えば、経理業務の「コア業務」とは、予算や利益計画策定、管理会計制度の設計、投資戦略、ファイナンス戦略などがあげられます。これらの業務は、競争力の源泉となる業務であり、経理部門のメンバーの資源を投入すべき業務と言えましょう。

次に「ノンコア業務」にはどのような業務があるでしょう。

伝票起票や決算書の作成といった業務は、一定の難易度はありますが、誰が行っても基本的に答えは変わらないものです。また、過去の結果のとりまとめるという意味で、将来を設計する業務よりも簡単であり、「ノンコア業務」といえます。

他にも、請求書の発行や経費精算の処理業務といった業務も、日常的に生じる業務でどの会社でも同様な内容で生じるものといえ、「ノンコア業務」といえるでしょう。

次に、判断を伴う業務かどうかという視点で経理業務を分けてみましょう。

判断を伴わない業務は、「定型業務」、逆に判断を伴う業務は「非定型業務」といえます。

「定型業務」は、判断を伴わない業務なので、誰でも出来るようにすることで効率化をはかることが出来るのです。

経理業務を、コアかノンコアかという切り口でまず区分して、その上で、定型か非定型かで区分して、マトリックスを組んでみます。

4つのマス目は、それぞれ次のように区分されます。

  1. 「定型業務」で「ノンコア業務」
  2. 「定型業務」で「コア業務」
  3. 「非定型業務」で「ノンコア業務」
  4. 「非定型業務」で「コア業務」

4つに区分された領域のうち標準化が難しいのは④の「非定型業務」で「コア業務」です。それ以外の①②③の領域については、標準化が可能なので、標準化の検討が可能な領域と言えます。

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